nagomi753nzu14

自作の短歌を公開します。

313 短歌集なごみ753 ≪四季 冬≫ 冬

313 短歌集なごみ753 ブログ短歌作品 6首

                雪の積もる裏庭
短歌集なごみ753 ブログ短歌作品
313 <四季 冬/ Der Winter von den vier Jahreszeiten>

1826-0412 060218
南天は降り積もる雪振り払ひ バネのごとくに跳ね返る枝


1859-0501

ぬくぬくと温かくして潜り込む こたつはいつも猫の管理下
1774-0410
もみぢ葉をくれなゐに染める秋を経て 白き冬の訪ふためらひもせで


1456-0412
透き通る青きみぞれの降る朝は 冷たさ沁みる心の内まで
0800-0201
透き通る雪の青さが目に沁みる 冷たき朝に君失せたまふ


0019-3002
雪が舞う手先かじかむ冬の朝 ひたすら思う春遠からじ

裏庭になる甘夏みかん