短歌集なごみ753 ブログ短歌作品 6首
短歌集なごみ753 ブログ短歌作品
317 ≪三岸節子記念美術館短歌ポスト≫
1010-0208
絵の君に何が見えるかと吾問えば 汝(な)が行く道と優しく答ふ
0619-0108
無造作は再現できぬ至上なり それとも単に偶然なりや
1559-0403
節子いる館を出れば起宿(おこしじゅく) 脇往還の美濃路行く春
0627-0108
静けさはかくあるべしと思わせる 静物画こそ楽しからずや
0887-0203
近寄りて惹かれるように君を見る 時空を超えて楽しむ刹那
0322-3002
乱舞する桜の花に魅せられて 吾も木の下時空を超えて