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自作の短歌を公開します。

318 短歌集なごみ753 ≪日本酒を嗜む≫ 酒 

短歌集なごみ753 ブログ短歌作品 10首

短歌集なごみ753  ブログ短歌作品 10首
318 ≪日本酒を嗜む / Der Genuss des Sakes≫

2302-0604 060426
友と飲み遠き記憶が蘇る 八十路を経たる証しとなりぬ


0447-3103 蒼原

吟醸の仄かな香りに魅せられて 友と語らふ時忘れ呑む
0010-2906
輩(ともがら)と注いで注がれて飲む酒は 気楽に話題を昔に押し戻す
0009-3004
雪の夜は来る人もなく一人酒 酒菜(さかな)尽きるも酒尽きるまで


0008-3001 蒼原
酔うほどに激しく襲う悲しさに 止まぬ泪を泪で拭う
0007-2912
呑まれてはならぬのに呑み呑み尽くす ここが潮時分からぬほどに
0005-2911
旧友と差しつ差されつ飲む酒は 二人を素直に戻す戻す


0003-2910 蒼原
酔うほどに語り尽きせぬ思いでは 楽しくもあり哀しくもあり
0002-2910 蒼原
酒を注ぎ友と語らう冬の夜は 積もる話題も尽きることなく
0001-2910
吟醸の香り漂う秋の夜は 時惜しみなく友と語らふ